Logitech G HUBでマクロを導入する方法:設定・自作・インポート手順を完全解説

Logitech G HUBで.luaマクロを確実に設定するための、実践的で分かりやすい総合ガイド


Logitech GHUB

.luaスクリプトを活用することで、Logitechマウスの操作は“ボタン割り当て”の枠を超えて、より高度な自動化が可能になります。 たとえば、RustCS 2PUBGなどでよく話題になる リコイル(反動)制御や、長押し中だけ動作する連射・操作補助など、目的に合わせて柔軟に構築できます。

「既製のLogitech recoil macroを購入してすぐ使いたい」場合も、「自分でロジックを作り込んでカスタムしたい」場合も、 基本はG HUBにスクリプトを読み込んで有効化し、正しいプロファイルで動作させることが重要です。 このページでは、Logitech G HUBでマクロを作成・インストール(インポート)する方法を、手順を省略せず丁寧に説明します。

ポイント:「G HUBは入れたのにゲーム内で動かない」「デスクトップでは動くのに反映されない」などの典型的な問題は、 多くの場合プロファイル設定管理者権限、そしてオンボードメモリの扱いで解決できます。

1. Logitech G HUBのダウンロードとインストール

  1. Logitech公式サイトからG HUBをダウンロードします。
    初めてセットアップする場合は、基本的に最新の安定版から始めるのがおすすめです。 対応機種は G502, G402, G102, MX518, G900, G305, G403, G Pro, G603, G604, G703, G903 など、Gシリーズ全般に当てはまります。
    もし起動ループや検出不良などの問題が出る場合は、安定して動きやすい旧バージョンを試すと改善することがあります (例:2021.10.8013G HUB(2021.10.8013)をダウンロード)。
  2. G HUBは「管理者として実行」してインストール/起動してください。
    一部のゲームでは、権限が不足するとスクリプトが正しく動作しない(またはゲーム内だけ無反応になる)ケースがあります。 管理者権限で起動することで、よくある「デスクトップでは動くのにゲーム内では動かない」問題を回避しやすくなります。
  3. 新しいG HUBでは、メイン画面(マウス画像の右側付近)にある「オンボードメモリ」モード無効にしてください。 オンボードメモリが有効だと、PC側スクリプトより本体メモリ設定が優先され、Luaが期待通りに動かないことがあります。

Logitech G HUBのオンボードメモリモード

2. Logitechマウスにマクロを設定する基本(デスクトッププロファイルが重要)

  1. .luaスクリプトを用意します。 自作してもよいですし、Topmacro.netで既製スクリプトを用意しても構いません。
    たとえばLogitech G102でRustやPUBG向けの設定を入れたい場合、まずはファイルをデスクトップなど分かりやすい場所に置くと、インポート時に迷いません。

  2. GHUBのデスクトッププロファイル
  3. G HUBで「Desktop(デスクトップ)」プロファイルを“常に有効(メイン)”に設定します。
    • G HUBを起動します。
    • 「Games & Applications(ゲームとアプリ)」または「Manage Profiles(プロファイル管理)」へ移動します。
    • 「Desktop」プロファイルを見つけ、固定(メイン/常時)に設定します(プロファイル詳細で切り替え可能です)。

    デスクトッププロファイルを固定する設定(Logitech G HUB)
    なぜDesktopが推奨? ゲーム個別プロファイルがあると、切り替え条件や権限、プロファイル競合でスクリプトが止まることがあります。 まずはDesktopで安定動作させ、必要なら後からゲーム側プロファイルに展開する流れが最もトラブルが少ないです。

3. Luaスクリプトの作成とインポート(読み込み)手順

  1. 「Desktop」プロファイルをアクティブにします。
    テスト段階ではDesktopが最もシンプルです。余計な制限や競合が少なく、マクロが動いているかを確認しやすいです。

  2. Logitech G HUBでスクリプトを作成する画面
  3. 新しいスクリプトを作成します。
    • 「Create New LUA Script(新しいLuaスクリプトを作成)」に相当するボタンを探してクリックします。
    • 新しいウィンドウ(エディタ)が開いたら、上部メニューの「Script」→「Import(インポート)」を選び、用意した.luaファイルを指定します。
    これにより、複数のlua macros for Logitech(例:Rust用、CS2用、他ゲーム用)を用途ごとに追加して管理できます。

  4. Logitech G HUBでluaマクロをインポートする手順
  5. 保存して有効化(実行)します。
    インポートが完了したら、同じ「Script」メニューから「Save and Run(保存して実行)」を選択します。 これでスクリプトが有効になり、すぐに動作確認できる状態になります。

4. マクロが動作しているか確認する(基本チェック)

  1. ボタン割り当てを確認します。
    多くの設定はサイドボタン(例:G5)に割り当てられていることが多いです。 ボタンはスクリプト側で指定されている場合も、G HUBの割り当て画面で変更できる場合もあります。
  2. Desktopプロファイル上でテストします。
    割り当てたボタンを押す/長押ししてみてください。 たとえばLogitech macro for CS2やRust向けであれば、意図した動き(カーソル移動や反動補正の挙動)が出れば成功です。
    まずは「G HUB上で動作する」ことを確認し、その後ゲーム内で挙動を確認する流れが確実です。

5. 複数のマクロを追加したい場合(運用のコツ)

ゲームごと・武器ごとに複数のマクロを使い分けたい場合は、次の流れが分かりやすいです。

  1. 上の手順を繰り返す(新しいスクリプトを作成し、必要な.luaをインポート)。
  2. 各スクリプトを「Save and Run」して、有効化状態にする。

さらに、Premiumスクリプトの中には複数の武器マクロを1つのLuaに統合し、 キーボードやマウスのホットキーで切り替えできる構成もあります。 「武器ごとにファイルを増やしたくない」「操作をシンプルにしたい」という場合に便利です。


Logitech G HUBでPremiumマクロを管理する例

6. G HUBで自作マクロ(Lua)を作るには

ゼロから自作する場合は、最低限のプログラミング知識があるとスムーズです。 とはいえ、G HUBにはLuaスクリプト用のインターフェースが用意されているため、 まずは小さな処理(クリック間隔、押下中だけ処理、簡単な切り替え)から試すと理解が速くなります。

実運用では「ボタン押下中のみ反動補正」「感度やDPIに合わせて係数を調整」「武器ごとにパラメータを切り替え」など、 段階的に機能を足していくのが現実的です。最初から完璧を狙わず、動く最小構成から拡張するのが成功パターンです。


G HUB Logitechでマクロを自作する画面

7. ゲーム内でマクロが動かない場合(よくある原因)

  • 「Desktop」プロファイルが固定(メイン)になっているか、プロファイル詳細で再確認してください。
  • G HUBを完全に終了し、管理者として再起動してください(タスクトレイから終了→再起動が確実です)。
  • オンボードメモリが有効なら無効化し、PCを再起動してください。
  • それでも改善しない場合は、G HUBの再インストールを試してください(次の項目も参照)。
補足:「G HUBの更新直後から挙動が不安定」なケースもあります。 その場合は、安定版(旧バージョン)で動作検証してから更新するほうが安全です。

8. G HUBが起動しない/読み込みループになる場合

  • 実績のある対処法は、G HUBを完全にアンインストールしてから旧バージョンを入れる方法です。 例として、2021.10.8013 をインストールしてみてください。
    インストール後に更新を促される場合は、一度同意して最新版へ上げると正常に動くことがあります。 この手順で起動ループが解消され、安定するケースは少なくありません。

9. まとめ

Logitechマウスでマクロ(Lua)を設定する流れは、要点を押さえれば難しくありません。 重要なのは、G HUBの「プロファイル」と「権限」と「オンボードメモリ」を正しく扱うことです。

  1. G HUBを管理者権限でインストール/起動する。
  2. 「Desktop」プロファイルをメイン(固定)にする。
  3. 新しいスクリプト(G HUB macro)を作成し、.luaをインポートする。
  4. Save and Runで有効化し、Desktopで動作確認する。

あとは、必要に応じてボタン割り当てや係数調整を行い、あなたの環境に最適化していきましょう。 快適な作業と、スムーズなゲームプレイを願っています。

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